第20期会長に小林壯之祐氏が再選
第20期名古屋市歯科医師会会長就任にあたって
小林壯之祐
このたび、前期に引き続き第20期の会長職を預かることとなりました。
新しい年度からの会務運営にあたり、ご挨拶を申上げたいと思います。
私共、公益社団法人である歯科医師会の存立意義は、会員全体の利益に寄与することと同時に、
地域と一体となり社会福祉に貢献することにあります。
そうした意味からも、これまでに辿ってきた道のりを思いかえして見るとき、
一定の成果は挙げることができたものと自負しております。
このことは、草創期を築いてきた諸先輩の努力、そして会員各位と関連行政、
市民の皆さまの多大な協力によるものであったことは言うまでもありません。
こうしたよき伝統を引き継ぎ、より発展させて行くことが私に課せられた責務と考えております。
昨年は、私共歯科界にとって非常に不幸な一年であったと思います。
市民世論の信頼を一時も早く取り戻すためにも、地域福祉に貢献できる事業を着実に展開していくことが必須であります。
私が立候補にあたって自らに課した「なごやか健診」の60、70歳への拡充等の課題は、
名古屋市歯科医師会にとっても又市民の皆さまにとっても是非に達成しなければならない問題であり、
解決を先に延ばす時間的な余裕がありません。
課題達成に向けて任期の2年間、全力を傾注する覚悟でありますので、ご指導ご協力をくれぐれもよろしくお願い申上げます。